パンとは・・・
そもそもパンってどこからがパンなの?という事ですが、小麦粉、水、塩、酵母をこね合わせて発酵させて焼いたものです。なのでパン作りを始めようと思ったらこれだけあれば出来ます。ただこれだけで作ろうとすると難しいです・・・
絶対に必要な材料
- 粉
- 塩
- 酵母
ここまでは絶対必要です。粉に関しては作りたいものによりますが、食パン、菓子パン、お惣菜パンなど日本のパンがイメージされるものは強力粉で対応できます。最初からフランスパンが作りたいという人はあまりいないと思いますが、いわゆるハード系を作りたい人は、フランスパン専用粉もしくは準強力粉を買いましょう。個人的にはですが日本の小麦粉、(内麦)はまだ選ばなくて良いと思います。
塩は精製塩で大丈夫です。塩も色々な種類がありますので慣れてきたらこだわりのお塩を使ってみるのもありです。ご家庭にあるもので大丈夫かと思います。
酵母ですが以前の記事にも書きましたがお勧めはインスタントドライイーストです。サフ赤インスタントドライイーストというのが3g×10パックで使いやすくていいと思います。強いこだわりがある人は自分で酵母を起こしてもいいと思いますが最初はパン作りの流れを知ってからの方がいいかと思います。
あったらバリエーションが広がる材料
- 砂糖
- 油脂
- 卵
- 牛乳
- 脱脂粉乳
砂糖は上白糖でもいいですがグラニュー糖を推奨します。グラニュー糖の方がさっぱりとした甘味で色々なものに合わせやすいからです。ですが例えば少し重た目のパンが作りたいとかドライフルーツを入れたパンが作りたいと言った場合は黒糖や三温糖と言った選択肢も出てくるので絶対にグラニュー糖!ってわけでは無いです。
油脂はバター、マーガリン、ショートニング、ラード、オリーブオイルなど様々ありますがよく使われるのはバターです。マーガリン、ショートニングについては健康面で色々な意見がありますのであまりここではお勧めしません。が、パン屋さんでショートニングを使っている場合というのはかなり多くあると思います。なぜなら無味無臭でいて柔らかさを出すなら低温で固まるバターよりも使い勝手が良いからです。
卵、牛乳は普通の食卓にある卵で大丈夫です。
脱脂粉乳ですが実はパン作りに結構出てきます。焼き色を濃くしたり栄養価を高めたり、ちょっと難しい話になると発酵スピードを調整させる役割もあります。
オリジナルパンを目指す場合の材料
- チョコ
- ドライフルーツ
- ナッツ
- チーズ
- 肉加工品
- 雑穀
パンが作れるようになるとそこからバリエーション、いわゆるバラエティブレッドができるようになりますので、自分の好きなものを用意しておくと生地がちょっと余った時に違うパンへと変身させることができます。
ここまでの材料ですがスーパーの製菓材料コーナーも最近は色々な材料を置いてくれるようになりました。しかし酵母や小麦粉のバリエーションはやっぱり専門店に行かないと揃いづらいと思います。下記のリンクは皆さん一度は見たことあるかな?製菓製パン材料の富澤商店のサイトです。道具編でもリンクを貼りましたがここに行けば大抵の材料は揃いますのでお勧めです。私も試作するときなどはここで買い揃えます。
材料選びまとめ
材料選びははっきり言って簡単ではありません。何でかというと小麦粉の種類で迷い、塩で迷い、砂糖で迷いとやっていくといつの間にかかなり時間が経っているからです。そこが面白んですが!
男の子昔ミニ四駆にハマった時一つ一つのパーツ選びに拘ったのと似ているんです。あるいは女性であれば洋服をトータルコーディネイトするときの感覚。私はファッションには疎いので、例えばこの色使って遊んでみましたとか、この差し色がー・・みたいに言われても???となってしまうんですがパンならその感覚わかります笑
強力粉使ったのにあえてグルテンださずに歯切れをよくしました!とかレーズンから起こした酵母なんで黒糖との味の相性を狙ってみましたとか。
とまあこんなイメージで、要は自分がどういう風にしたいかで使う材料が決まってきます。
まずは作りたいパン、食べたいパンの細かいイメージをして材料を買いにいきましょう!
参考までに↓↓↓
- ハード系
- ソフト系
- デニッシュ、クロワッサン
ハード系
- バゲット
- バタール
- カンパーニュ
- リュスティック
- ロデヴ
- チャバタ
- フォカッチャ
ソフト系
- ブリオッシュ
- 菓子パン
- 惣菜パン
- コッペパン
- ロールパン
デニッシュ、クロワッサン
- クロワッサン
- パンオショコラ
- フルーツデニッシュ
- クロワッサンオザマンド
これらのパンをベースに食感をどうしたいのか?風味をどうしたいのかで材料選びすると良いですよ!
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